1. 商品名とは別に、原材料欄を探す
ペットフード安全法では、原材料名を含む五つの項目の表示が義務付けられています。原材料は、添加物も含め、原則として使用したものを記載する仕組みです。まず袋の裏面・側面や、通販の商品詳細にある「原材料名」「原材料」の欄を探しましょう。
例えば商品名に鹿肉と書かれていても、ほかに何が使われているかはその言葉だけでは分かりません。正面の説明と原材料欄を一緒に見ると、確認したい点を具体的にできます。
2. 記載順は配合量を読む手がかりにする
公正競争規約では、添加物以外の原材料を使用量の多い順に並べ、その後に添加物を記載するルールがあります。一方、ペットフード安全法自体は記載順を定めていません。この二つを区別して読むことが大切です。
順番は比較の手がかりになりますが、割合が書かれていなければ、先頭の材料が何%かまでは読み取れません。「最初に書いてあるから大半がその肉」と数字を補って解釈せず、配合率を知りたい場合は販売者に確認しましょう。
3. 分類名と括弧の中身を確認する
原材料には個別の名前のほか、認められた分類名でまとめる表示方法もあります。「肉類」などの言葉があれば、括弧の中に個別名が記載されているかも見てください。分類名だけから、肉の種類や部位を細かく特定することはできません。
商品を二つ比較するときは、片方が個別名、もう片方が分類名になっていないかを先に確認すると整理しやすくなります。表示の長さだけで、使われている材料の数や種類を判断しない読み方です。
参照:資料3
4. 添加物は、名称と用途をセットで読む
添加物の中には、保存料や酸化防止剤など、用途を併記するものがあります。原材料欄では、括弧の前にある用途と、括弧の中にある物質の名前を分けて読むと理解しやすくなります。
見慣れない名称がある場合は、名前の印象で結論を出す前に、メーカーの商品説明や公式資料で役割を確認しましょう。問い合わせる際は、該当箇所をそのまま伝えると、別の材料との取り違えを防げます。
参照:資料4
5. 成分欄と照らし合わせ、疑問を残さず確認する
原材料欄が示す材料の名前と、成分欄に示されるたんぱく質などの数値は別の情報です。成分の保証値には「以上」「以下」が付くため、数字だけを抜き出さず、その表記も一緒に読みます。
通販で裏面の写真が小さい場合は、拡大画像や文字での説明があるかを確認してみてください。確認事項を次のようにそろえると、商品ごとの違いを整理できます。
- 商品名に使われている材料以外に、何が記載されているか
- 分類名でまとめられ、詳細が分からない部分はあるか
- 気になる表記について、販売者の説明を確認できるか
参照:資料5